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2006年6月22日 (木)

金田一 はじめ 2

先日、大学の後輩からメールが。




「とも と まーちん」見てます。
結構面白いですね。







あの、私一応作者ですが。。。






それは「まーあんまり期待してなかったけど
思ったよりそこそこイケてたよ」っていう、
結構なのでしょうか。。。後輩よ、気になります。




でも、楽しんでいただけたようなので、次は結構なし
で面白いと言っていただけるように、日々努力して
参りたいと存じます。





では、この前の続き。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私は今でも、やつの事を、友達以上恋人未満
だったとは全然思ってません。

友達だったかさえ怪しいような。








とにかく、分類できない単純に名前の付け
られ
ない、彼の存在はそんなものでした。



私は無事第一志望の大学に合格し、彼は、東大
なんて余裕で合格できるのに、センター入試の
国語で、回答欄を間違って回答し通し、浪人す
ることになりました。やっぱり天才バカボン
んです。彼は。

高校卒業後も連絡を取り合って、私は大学での
事好きな人の事、いろいろやつに話していました。



そして、時間が出来ると(やつが塾にちゃんと
通って、真面目浪人生をやっていたとは思えませ
ん。確か、しょっちゅう友達と麻雀してた気がし
ます)、やつは私の大学に来て、放課後の教室で、
私の物理の宿題を手伝ってくれたりしてました。



誰もいなくなった大学の講義室で、さらさらと問題
を解いて行く
やつを見て、こんな風でもやっぱり
こいつはただのバカじゃないんだもんな
とか
思いながら、私は近くの席の椅子の上でクルクル
回って他愛も無い話をしゃべってました。


そして一緒に電車で途中まで帰ります。






その頃私は、多分いつまでたっても結局相手に
されないだろう人
に片思いをしてました。デート
はしていても、片思いだと言う事は自分で分か
っていました。その事も知っていたやつは、ある
日、電車を待つプラットホームで突然言ったの
です。












「**ちゃんさー
(彼は私を名字の短縮系に”ちゃん”付けして
 呼んでました)、

 そんなやつ止めてオレと付き合ったら?」










前にも言ったように、私はやつの事が好きでも恋愛
感情
は全くありませんでした。私の恋愛感情はかなり
はっきりしていて、一回合えばその人に恋するか、
しないか決まってしまいます。恋せずに友達になった
相手にその後恋愛感情を持つ事はありません


「なにを言ってんのよ。
無理無理。私達、ぜーんぜん正反対だしねー」

と言って、私は相手にしませんでした。





「そっかなー。おれって こんなにいいやつなのに
なー。もったいねーなー」

などと、大して残念そうでも無く言うやつも、本気
で私と付き合いたいと思っていた訳じゃないはず
です。今でも、なぜそんな発想がやつに浮かんだ
のか分かりません。










その後も私達は、それまでと同じ奇妙な距離感
まま、連絡は取り合ってました。












そんな私達ですが、1度だけデートした事があり
ます。


私が、何度かいつもの軽さで

「なあー、付き合お!」って言ってくるやつに

「じゃー、付き合おっか」
と言ったかどうか、覚えていません。でも、私達は
一緒に高校の近くの夏祭に行く約束をしました。






今までと同じ、親密距離感で、でも手をつなぎ
ながら私達はたくさん並ぶ屋台を覗いて、きれいな
飾りの下がる商店街を一緒に歩きました。


同じ高校だったやつの仲間は、私達2人を見て、
やっぱり驚いていたみたいでした。だって、ほんと
に私とやつは、全く違う人種として高校3年間を
過ごして来てたんですから。



私が覚えているやつとのデートはそれが最初で最後
です。もう私達大学生の年だったんですよ。でも、
私とやつはただ手をつないで夏祭りに行っただけ
抱きしめられもしなかったし、キスもしなかった。
私も別に恋人になりたいと思ってはなかったし、
たぶんやつも同じ気持ちだったと思う。やつは恋人
になってくれる 華やかで女の子っぽい子なんて
いっぱいいたと思うし。





それでも、その日一緒にいる間中、私は楽し
かったし、なんだか心があったかかった。





そして私はどうやって、私達がその後また妙な友情
関係
に戻ったかも覚えてません。

たまに、連絡とっては一緒に飲みに行ってはまた
他愛も無い話をお互い話し合う。そんな関係が
続いてました。





その後、しばらくして やつは東京に出て行きました。



すみません、また続きます。

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コメント

ともみさん?引っ張る気ね??
いいわ、こうなったら一年かけてでも彼を知ることにするわ。。。。。

って、楽しくなってきた。

投稿: わたあめちゃん | 2006年6月21日 (水) 21時42分

つづくんか!!!!!!!!

投稿: さおりんご★ | 2006年6月21日 (水) 23時51分

お久しぶりでございます。

なんか、
読んでてドキドキするワ。

私女子高だったから、こういうの、とおおおおってもうらやましいお話です。ついでにドキドキしちゃう。
うちらはかっこいい先生を追っかけまわすのが関の山だったもんいいなぁ。
私、共学の大学に行って隣に男のが座ってんの、まじびびったんだから(ほんとだよ)やばいでしょ?

投稿: la ragazza giapponese! | 2006年6月22日 (木) 23時43分

わたあめさん・さおりんごさん
夢に出て来たから何の気なく書き始めたけど、長くなってしまいました^^;すみません。引っ張るつもりは無かったんですが、忙しくて1回で書ききる時間が取れないのも理由です。次で終わらせるので、懲りずに読んでくださいな。

まきちゃん
久し振り!そっかーまきちゃんは私みたいに理系の男どもの中ですれた女じゃなくて、秘密の花園で育ってきたのねー(そっちの方がそそられるわ。。。)確かに、その点では恋愛関係じゃなくて、仲間って呼べる男友達が結構いたな。いわゆる人気モテ軍団は私みたいのは苦手とするタイプだと思うけどね。そんなグループの中の1人だったから、やつの事は意外でよく覚えてるね。

投稿: ともみ | 2006年6月23日 (金) 04時00分

高校時代のこと書くの面白いね。今度かいてみよ笑。
でも、でも、思春期に男の子と一緒の教室にいるのはいいことよ~やっぱり。つくづくそう思います。
じゃなきゃこんなに不器用な恋愛ばっかり繰り返さないっす涙。
友達としても恋人としても、男の子の生態知らないんだから。

投稿: la ragazza giapponese! | 2006年6月23日 (金) 21時57分

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