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2006年6月25日 (日)

金田一 はじめ 3

思ったより、ながなが書いちゃってすみません><
別に引っ張りたかった訳ではないんですが、私と
彼の関係は大きく分けて、高校時代、大学の始め、
そして今日書くその後、の3つなのでひとまとまり
づつ書きたかったと言うのと、スイスでの実験の
追い込みで、長い文章を書く時間がなかったので
3回にもなってしまいました。

ま、今回で終わりなので、お付き合いくださいな。

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やつの気まぐれでの、ちょっとしたデート期間を
経て、また妙な友人関係に戻っていた私達。


そーこーしているうちに、お互いの生活を別々に
送るなか、連絡し合う事もだんだん少なくなって
行きました。そしてやつが東京へ出て行ったのを
境に、私達はほとんどメールをする事もなくなり
ました



1年ほどそんな風に過ごしていた頃、久しぶり
にやつが連絡して来ました。久しぶりにこっち
に帰って来るから会わないか?
と言う内容で。

長い事、お互いどうしてたか知らなかったし、
久しぶりに帰って来るならと思い、以前のように
一緒に飲みに行きました。














でも、やつは




なんだか私の知っている、おバカで、でも根は
いい奴
な、あの頃のあいつではなくなっていま
した。








本当に頭がいいのに(私はまともに受験勉強
すればやつは東大理三:東大の医学部:に
入れたと今でも信じています)、東京へ行った後、
やつはホストになって、そんな世界にしっかり
染まってしまっていました。


どんな店に勤めていたのか知りませんが、きっと
あーゆー世界はつながっているんでしょう。高級
クラブに来るような政界の大物と知り合いに
なったり、ホステスの女の子達と付き合ったり、
そんな話をしてくれましたが、私が会っている間中、
感じていたのは「もう、この人は私の知っている
あいつじゃないんだな」
という悲しさだけでした。



言葉の端々から、地位と権力への傾倒、そして
女の子を物のように見ている冷たが感じら
れました。本人はきっとそんなつもりもないし、
気付いてもいないでしょう。異質な世界にいると、
始めに感じていた物も、感覚の麻痺に同時に
感じなくなるものです。






チャラチャラしていても、女の子達と遊び回って
いても、わざとおどけて隠しているやつの中
の泥くさい正義感
みたいなものが好きでした。


自由気ままな、でも誰にも卑屈にならない
やつの独特な存在感
がやっぱり大好きでした。





私は全て計画的に人生を築いていくタイプだし、
パートナーにもその点に関しては同じものを
求めるので、関わる事の無い生き方だけど、
自分にできない柔軟な、それでいて流されない
強い生き方ができるやつ。




そんな全然違う人間なのになぜが傍にいて
くれたあいつはもういないんだな。

やっぱり悲しくなりました











お酒に強いはずのやつが、その夜は酔って、
帰りの電車の中で眠っていました。疲れても
いたんでしょう。

自分の駅で、先に降りる私は、やつを揺り
起こし、

「あと2駅で、降りなきゃダメだよ。
しっかりしてよ。ほんと、無理な生き方して
自分の体ボロボロにしないでよ」

と言って、寝ぼけまなこで手を振るやつを
見送りました。










それが、やつに会った最後です。










その後私達は連絡を取る事もなく、今では
連絡先も知りません。高校のつてを回れば
やつの事を知っている友達もいるかもしれ
ませんが、私の仲間とやつの仲間は全く
違っているし、聞いて回りたいとも思いません。












でも、たまに



ふと、やつの事を
思い出します。









どうしてるのかな。












いまでも、あんな世界にいるのかな、やつ
の事だから企業を起こしててもおかしくない
し、海外にいてもおかしくない。どんな世界
でもホイホイ渡って行ってしまう
、そんな人
だから。













どこにいるんだろ。











私達は結局 親友ではなかったし、まして
恋人でもなかった。

戦友?悪友? 

そんな存在だった。









やつは私の事なんて、思い出しもしないと
思う。でも私は、いつかどこかでもう1度
やつに会いたいと思っているし、世界中
どこにいても、やつが私の事を思い出した
時、見つけられるような人間になりたい、
そんな風に思ってる。










私は自分のブログに過去の恋愛関係を
書くつもりは全然ありません。それは私
だけの問題じゃなく、恋愛した相手も問題
でもあるからです。まー、過去の男のこう
いう所がメチャクチャやだったとかは書く
かもしれないけどね^^;でも、個人的な事や
あらましまで話そうとは思いません。

でも、やつは恋人ではなく、やっぱり大事な
友達でした。とても変わっていて、でもそれ
だから信頼できた友達。だから今回彼の事
を書きました。ちょっと悲しかった友情の
終わりも含めて。







いつかまた、やつに会えたら、この続きを
書きます。

まだその時私がここに書いてたらですけど
^^;



長くなっちゃってごめんなさい。
ここまで読んでくれてどうもありがと!

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コメント

きっと彼は、ちゃんと生きてると思うね。もともと賢い子だったんでしょ?
Fパンとかで殴られなきゃ、そんなにバカにはならないからOK牧場。

投稿: さおりんご★ | 2006年6月25日 (日) 11時55分

うん。多分大丈夫だと思う。
変な時期があったとしても、すぐに元に戻るよ。頭がいいのならなおさら。

ホストをやっていても、一生続けられる仕事じゃないっていうのはわかってるとおもうよ、その男の子も。

いつか会えるといいね。

投稿: わたあめちゃん | 2006年6月26日 (月) 06時04分

見失う時期は誰にもあるんだよね。もちろん僕にもあったよ。ちなみに高校時代に暴走族に入り、パトカーにぶつかり借金し17歳でホストになりました。僕もとっても汚れています。すぐに辞めたけどその時期はとっても汚れていました。しかし人との出会い、経験する環境でまた変わるんだよね。それに人間の根本まで変わる事は無いからさ。
変わったかもしれないがきっかけですぐ元に戻ってしまうよ^^

投稿: KAITO | 2006年6月26日 (月) 16時25分

さおりんごさん
私的には、やつは大学教授みたいなきちんとキャリア積み上げ方じゃなくて、一発千金這い上がり人生だと思うんですよね。会社作っちゃいました。みたいな。いわゆる山あり谷あり人生をホイホイ楽しんでるんじゃないかなー。もちろん、ホストの内争に巻き込まれてFパンで殴られてなければ、ですけどね。

投稿: ともみ | 2006年6月27日 (火) 06時26分

わたあめさん
ね、10年後でも、20年後でもいいから、どんな人生送ってるのか見ていたい人の1人です。高校時代、大学時代、勉強ばっかしてたようで今思い出すといい思い出がいっぱいあるのは嬉しい事です。クラスの仲間って単位が無くなった今、すっごくあの独特な絆というか、集まりが懐かしくなる事あります。

投稿: ともみ | 2006年6月27日 (火) 06時30分

KAITOさん
ほんとにいい意味でも悪い意味でも、人間の根底の部分って変わらないですよね。私も宝くじ当たっても、今の暮らしは変わらないもんなー。30円安いキュウリを買うために、それだけのために隣のスーパー行っちゃうよなー、絶対。ってそう言うスケールの話じゃなくて?!
やつの個性は半端じゃなく濃いですからね、染めようと思うほうが大変ですね、確かに。

投稿: ともみ | 2006年6月27日 (火) 06時35分

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